「大規模修繕工事のかし保険」ご契約・ご申請前の注意点

  MKS.Aは、特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律第17条の規定に基づき、国土交通大臣指定
  法人であるハウスプラス住宅保証株式会社 と 株式会社住宅あんしん保証の「共同住宅等大規模修繕工    事瑕疵担保責任任意保険」(大規模修繕工事のかし保険)の取次店です。


 
  大規模修繕工事のかし保険 パンフレット
    
    ハウスプラス住宅保証㈱  請負事業者用  管理組合・オーナー様用

     ㈱住宅あんしん保証     請負事業者用  管理組合・オーナー様用

 
  

1 保険対象部分をご確認下さい。全ての工事箇所が保険対象ではありません。

  (ハウスプラス住宅保証㈱提供)

 大規模修繕修繕工事の主な項目

  1. 下地(タイル)補修工事
  2. 外壁等※1塗装工事
  3. 鉄部塗装工事
  4. 屋上(屋根)防水工事
  5. ルーフバルコニー防水工事
  6. ベランダ(廊下・階段等)防水工事
  7. シーリング
  8. 窓サッシ交換工事
  9. 玄関扉等交換工事
  10. 給水管(設備)更生(更新)工事
  11. 排水管(設備)更生(更新)工事
  12. 灯油等管路工事
  13. 灯油等供給設備工事
  14. 電気/給排水設備工事など
     

 ■大規模修繕工事かし保険の対象部分

  1. 構造耐力上主要な部分
  2. 雨水の侵入を防止する部分
  3. 給排水管路
  4. 灯油等管路
  5. 給排水設備
  6. 灯油等供給設備
  7. 電気設備
  8. 手すり等(玄関扉枠・手すり・鉄骨階段等の鉄部塗装の一部) 
  9. タイル(タイル剥落特約付帯時)

 
 保険の対象とならない工事

  1. 内装工事
  2. 外構工事
     

  保険金をお支払いする場合

     保険の対象となる工事の瑕疵に起因して、以下のいずれかの事由が生じ、被保険者(施工会社)が瑕疵担保責任を
   負担する場合
  1. 構造耐力上主要な部分 ・・・・・基本的な構造耐力性能を満たさない
  2. 雨水の侵入を防止する部分 ・・・防水性能を満たさない(屋内への雨水侵入)
  3. 給排水設備 ・・・・・・・・・・通常有すべき性能又は機能を満たさない(水漏れ、つまり等)
  4. 灯油等管路 ・・・・・・・・・・同上
  5. 給排水設備・電気設備 ・・・・・機能が失われる
     
 

 

2 かし保険の補償内容は、一般的な保証内容と異なります。        

保険による保険期間と内容の記載
対象となる工事  一般的な保証内容  かし保険の補償範囲  かし保険の
 保険期間
一般的な大規模修繕工事の場合
1.  下地(タイル)補修工事 施工部位の再発 漏水 5年
2.  外壁等(※1)塗装工事 剥離・膨れ・
著しい変退色(※2)
漏水 5年
3.  手すり等工事 (※3) 剥離・発さび 腐食 2年
4.屋上(屋根)防水工事(※4) 漏水・剥離・膨れ 漏水 5年(特約付保の場合10年※5
5.  ルーフバルコニー防水工事 漏水・剥離・膨れ 漏水 5年(特約付保の場合10年※5
6.  ベランダ(廊下・階段等)防水工事
漏水・剥離・膨れ 漏水 5年
7.シーリング工事 漏水・剥離・膨れ 漏水 5年
改良等の工事の場合
8.窓サッシ交換工事(※6) 施工に起因する
不具合
漏水 5年
9.玄関扉等交換工事(※6) 施工に起因する
不具合
漏水 2年
10.手すり交換工事 施工に起因する
不具合
新設工事、交換工事に由来するものに限る 2年
※ただし、製造者又は販売者の法律上・契約上の責任において負担すべき瑕疵は除きます。
(記載上の注意)
※1  上裏・天井塗装は外壁に包含し、5年保証となります。美観上の塗装工事は対象外となります。
※2  塗膜の変退色など機能・性能に影響のないものは保証内容には含まれません。
        保険法人により別途特約があります。
※3  ベランダ、バルコニー、テラスまたは屋上に取り付けられた手すりもしくは柵または階段(居住者の共用に供 
    される階段に限る)、玄関扉(居住者の共用に供される部分に面した部分に限る)、もしくは防火扉の鉄部ま
    たは手すり(土台含む)。これ以外の鉄部塗装工事は対象外となります。事象としては、発さびにより腐食
        し、ぐらつきの事象が想定されます。
※4  保護塗装のみの場合は保険対象となりません。
※5  10年特約は、施工基準に基づく仕様又は適用除外認定仕様(保険法人への申請により認定された仕様)の場合
    に限ります。 また、10年特約を付保する場合は、修繕工事を行うすべての屋上(屋根)が上記仕様を満たす                    必要があります。
※6  いずれの工事もシーリング工事が行われた場合に、当該シーリング工事部分からの漏水が対象となります。
設備工事の場合
11.給水管(設備)更生(更新)工事
漏水 施工に起因する漏水、つまり 5年
12.灯油等管路工事 漏出 施工に起因する漏出、つまり 5年
13.排水管(設備)更生(更新)工事 漏水 施工に起因する漏水、つまり 5年
14.灯油等供給設備工事 漏出 施工に起因する漏出、つまり 5年
15.電気/給排水設備/灯油等供給設備工事 機能不全 施工に起因する機能不全 5年
※ただし、電気設備の製造者又は販売者の法律上・契約上の責任において負担すべき瑕疵は除きます。